第8回めがね供養会

2020年10月1日(木)

上野・不忍池辯天堂にて開催

コロナ禍での開催。約2200本の眼鏡を供養致しました

 例年通り「メガネの日」にあたる10月1日午前11時から上野・不忍池辯天堂で開催し、約2200本の眼鏡を供養致しました。
 今年はコロナ禍での開催となったため、事前の告知を控えたほか、参道でのPR活動の中止、そして本堂での供養(読経)列席を組合関係者(15名)のみに制限するなど、ソーシャルディスタンスに留意して行いました。また午前9時から受付を開始した、供養ご希望眼鏡をご持参のご来場者へは、間隔を開けての整列や検温チェックそして受付テーブルなどの小まめな除菌作業を実施して対応致しました。
 入場制限した本堂での供養では、当組合の白山聡一理事長が「新型コロナウイルス感染症の最前線に対峙する医療従事者や生活インフラを支える生業の皆様」に対し敬意と感謝を述べたあと、「メガネにかかわるヒトとモノへの感謝と哀悼の誠を捧げ、一人一人に心を込めて調整したメガネを未来永劫提供させていただく」と誓いの言葉を捧げました。引き続き、東叡山寛永寺辯天堂・ご法師様による読経、そして参列者による焼香が行われ、最後にご法師様から一語を頂いた後、午前11時50分に閉会致しました。
 なお供養を終えた
眼鏡は今後、当組合員により再利用可能・不可能な眼鏡に分別されます。再利用可能な眼鏡は東京眼鏡専門学校生により度数チェック・洗浄などリノベーションされ使用できる状態に整え、海外の眼鏡が必要な方々へ寄贈致します(※現在、新型コロナウイルス感染症の影響で渡航などのタイミングは未定です)。不可能な眼鏡は福井県鯖江の眼鏡修理専門工場に送られ、パーツとして利用されます。その経過は、今後もこちらのサイトで報告してましります。
 最後に、今年もポスターモデルを務めて頂いた(一社)福井県眼鏡協会の公認"めがね大使"「CUTIEPAI・まゆちゃん」には、この日も、ご来場者の供養ご希望眼鏡の受付や供養にご列席を頂きました。